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脛骨足首部分の骨折は、レントゲン写真を見る限りかなり経過が順調だった。
実はあまりにも経過が順調だったので・・・
整形外科医から許可を得ずに少しずつ雪上のリハビリを開始していた。
骨折から6週目で雪上に立ってみた。
全く力を入れられず・・・2本の滑走で終了。
沢山のレーシングキャンプ参加者を見てかなり焦りが強くなる。
翌週、筋トレを兼ねて八甲田山の大岳にて雪上登山&下山滑走。
ごまかしレベルでは普通に滑れるような気がした。
翌日、旧八幡平スキー場の雪上登山&下山滑走。
なんだかかなり普通に滑れるような・・・
しかし滑走後に多少の痛みが出てちょっと焦る。
翌週、懲りずに鳥海山(七高山)雪上登山&下山滑走。
途中までは登山靴で登ったが、大事をとってギプス効果のあるスキーブーツにチェンジ。
スキーブーツにて頂上まで登った。
半分から上は雲に覆われており視界不良。
滑走はあまり楽しめず・・・
翌週、月山大会のサポート。
天候不良の為に大会当日は滑走せず。
しかし翌日は生憎の天候の中でリフト3本のみ滑走。
コブも滑れることを確認。
翌々週、月山登山&下山滑走。
天候に恵まれて最高の登山。
翌日、鳥海山リベンジとなる雪上登山&滑走。
最高の天気に恵まれる。
雪の状態が非常に良く、山頂付近では恐ろしいスピードで滑走。
久しぶりのスピード感に酔いしれる。
翌週、蔵王雪渓にて小回り主体のトレーニング。
雨の中、多少の反復練習は可能であることを確認。
翌週、恒例の月山ツアー。
生憎の雨だったが、例年に無い大雪のお陰でリフト乗り場付近まで滑走可能であった。
コブ斜面も含め、4本ほど滑走。
さて、雪上に立てることは分かった。
来シーズンまでに基礎体力をつけて、怪我をしない身体を作ることが出来るかが勝負。
そろそろ鈍った身体にムチを入れないと・・・
関東から来た友人達と久しぶりのスキー。
3月下旬にも関わらず異常な積雪量で600㎝。
勿論、通常営業を行っている国内のスキー場としては最高の積雪。
日本中に誇れる素晴らしいことだと思う。
生憎、強風の為に第1ゴンドラは営業休止。
そこで第2ゴンドラを利用して主にBコースを滑走。
そしてお昼は兎森でとんこつラーメン。
初めて食べたが美味しかった・・・
まあ値段が1100円もするのでゲレンデでなければ超絶対に注文しないけど・・・
ゆっくり目の休憩の後に午後の滑走開始。
そしてそろそろ終了にしようとしていた時に・・・
B1コース下部の急斜面」でスピードに乗った中回りの最中に・・・
目前にある45cm程の大きさの雪の塊を発見・・・
しかし時既に遅し・・・
感覚的には50㎝程手前で気付いたつもりだが、推定滑走速度は40~50㎞/hの為に
5/100秒程の後になす術も無くそのまま右内脚から激突。
しかも雪の塊は雪面にくっついているのか動いてくれず・・・
内脚が90度程捻られたところまでは感覚的に判ったが・・・その少し後に板が離脱・・・
元々古傷で具合の良くない右足首にかなりの激痛が走る。
そこから転倒モードに移行。
この時点で前のめりに吹っ飛んでいて、何とか受身を取ろうと身構える。
そして右腕もしくわ右肩から雪面に叩きつけられる・・・
今度は右肩に激痛が走る。
何とか10数メートル程で停止。
レースなどで転んだ時のように、すぐに立ち上がろうとすると、右肩と右足首の激痛で動けず。
それでも何とか左足で立ち上がり、外れた板を下ろしてくれた方に礼を言う。
足首、肩共に回してみると、激痛が走るが何とか回る。
少し休んで、再び板を履いてスキーセンターまで下る。
仲間に車まで連れて行って貰い、何とか運転して帰宅。
日曜日の翌日、近くの整形外科が丁度当番医であったので診ていただいたところ・・・
あっさり「両方とも骨折」と宣告。
レントゲン写真から、自分にもはっきりと判った。
足首はギプス固定。
全治3ヶ月。
よって今シーズン終了。
レースの調子が良かったので、本当にもっともっと滑りたかった・・・
さて、スキーは自然相手のスポーツ。
雪の塊がある可能性も十分有り得るし、悪いのは確実に100%自分であるけれど・・・
圧雪バーンのど真ん中にあれほどの大きな塊を放置しているのは非常に危険だと思う。
圧雪作業のミスなのか、作業後に転がってきたものなのか・・・
実は数本前に滑った時に、同じ雪の塊に気付いてかなり危険だなあと思っていたのだけれど・・・
気付いていたにも関わらず、激突して骨折する自分は間抜けだけれど・・・
出来ればパトロールの巡回で見つけて撤去して欲しかったかな。
せっかく経営が変わり今後を期待していた夏油高原スキー場。
しかし自分はスキー場に歓迎されていないようなので・・・
なるべくいかないようにするしかないのかな・・・
自分にとって1年間で最も重要な大会が終わった。
今シーズンは、スキー板のレギュレーションが変わったことから、
トレーニングをしても、最後までまともに乗りこなせず。
他のライバル達に話を聞くと、皆「そこそこ乗れるようになったよ」との答えが多く、
その言葉にビビリ、悩みだらけのままで大会当日のスタートを迎えた・・・
そしてスタート。
去年大失敗をした前半急斜面の滑りが上手く行き後半の緩斜面に突入。
しかしスピードに乗った緩斜面では何度も破綻寸前の失敗をした。
それでもリカバリーを繰り返して何とかゴール。
すぐにタイムの仮発表が「59秒○○・・・」と秒以下が良く聞こえず・・・
でも、この大会ではよそ者である自分がスタートする時点で、自分よりも早くスタートを切った
殆ど全てのライバル達のタイムを聞いていたことから、目標タイムを58秒台と設定していた。
が、その58秒台には届かないことだけは分かった。
そのことから詳細タイムも確認せず、すぐに荷物を取りにスタート地点へ向かうリフトに乗車。
アクセスの悪い3本ものリフトをフルワンのまま寒さに耐えながら乗り継ぐ。
身体的よりも精神的な寒さが辛かったのかな・・・
スタート地点で降り積もった雪に埋もれた荷物を掘り起こしウェアを着て再びゴールへ。
そこで仮発表のボードを見ると4位タイ・・・
しかも目標の3位まで、わずか0.24秒・・・
悩みだらけだったのとは裏腹に、今までで最も惜しい結果となっていた。
でも悔しさはあまり無かった・・・
今シーズン納得の行く滑りは、僅か1本も出来ていなかったのが主な理由。
また悩んだ上で、イロイロと考えて、準備してきた自分に、大きな間違いが無かったことが
分かったことが嬉しかったからなのかも。
来シーズンに向けて引き続きモチベーションを維持し続けていけるような気がした。
最後に・・・
コーチングして頂いた全てのコーチの方々
練習でビデオを撮って頂いた方々
参考ビデオを見せて頂いた方々
一緒にトレーニングし、酒を酌み交わしイロイロとアドバイスを頂いた方々
トレーニングで宿泊した宿の方々
ホントにありがとうございました。
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